我が家の中学受験

25期生(2018年卒)保護者 受験生・母

 息子の受験が終わりました。

 これまでに経験したことのない濃密な2週間を振り返り、積みあがった多くのドジ問や過去問ノート、答案練習会のプリント類を片付けながら、彼なりの努力をし続けた中学受験だったなと改めて感じております。


 エデュコとの出会いは運命だったと思っています。

 中高6年間サッカーをやりたいと始めた受験勉強。自宅近くの塾に通い始めたものの、最寄り駅ではないエデュコがどうしても気になり、ホームページを見てみると通塾の曜日が合わず断念。周りにエデュコ生がいないため、情報はまったくないのにやはり心にひっかかり、新5年生時にまたホームページをチェックするも募集終了の文字。

 それでもなぜか何度もチェックし続け、とうとう5年生の冬期講習前に体験授業を受けることとしました。


 これまでの塾とはテキストも勉強の進め方も違っていたことは気掛かりでしたが、私の思い描いていた学習スキルを形にした塾に出会った喜びが大きく、楽しい授業だったと満足そうな息子にとって、これが最後のチャンスだと逡巡することなくエデュコへの入塾を決めました。

 このことは受験を通し、お母さんがしてくれた一番の手柄…、我が家の最大の功績として称えられています。


 受験が近づき、一つずつ授業が終わっていく中、「もっと早くエデュコに行きたかった。もっと長くエデュコの授業を受けたかった。でもね、受験の日が本当に楽しみ。」とつぶやく息子を見て、良き先生、良き塾友と共に充実した受験活動が出来たこと、そしてその頑張りを確かめる時がいよいよ来たのだと強く感じました。

 とはいえ、初めての子どもの中学受験。自分が経験した時とは勝手が違い、戸惑いも多くありました。


 しかしながら、右も左もわからない闇の中にいる私たち親子にいつも明るい光を与え、進むべき道を最後まで照らしてくださった湯田先生。子どもの良いところを見つけ、親子ともに自信を与え続けてくださった川橋先生。志望校を決定する際も子どもの思い、親の思いも最大限に尊重してくださる先生方のアドバイスのおかげで、最終的には迷いのない準備ができ、あとは本番を待つのみとなりました。


 年が明け、埼玉受験。そしてすぐに2月受験を迎えました。

 この受験を通し、一番印象的だったのは、3日目の受験を終えた息子を迎えた時です

 模試でもこれまでの受験でも見たことのないくらいぐったりと疲れ切っており、「僕やりきったよ。」と一言。試験を終えると高揚感からなのか、おしゃべりが止まらなくなるいつもの息子とは別人のようで、疲労困憊くたくたの息子の後ろ姿をみて「どうか神様」と願わずにはいられない思いでした。


 頑張りの結果、繰り上げ候補となった日から2週間後、合格のご連絡をいただきました。

 目の前の靄が一瞬で晴れ、目に映るすべてのものに彩りが加えられたような不思議な感覚を味わい、これも息子の精一杯の努力が見せてくれたミラクルだったのだと思うと、そんな景色を見せてくれた息子に心から感謝しています。


 すでに家でのんびりしている息子ですが、長い準備期間を経て挑む怒涛の5日間。この間の悲喜交々を通し、大きく成長した息子を誇りに思います。

 私はエデュコのすべてが大好きでした。

 今後もエデュコの更なる発展と、先生方とスタッフの皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。本当に有り難うございました。