娘の中学受験を終えて

31期生(2024年卒) 受験生・保護者(母)

 親子共に初の中学受験が終わりました。地元の中学が建て替え(三年間プレハブ校舎予定)と知り、娘のタイプ的にも中高一貫の学校で、気の合う友達と長く過ごす方が合っているのではないかと、四年生の夏、通塾を提案しました。娘は「スイミングをやめられるなら塾へ行く」と始めたのですが、五年生の夏、コロナ罹患したことをきっかけに、疲れやストレスが目に見えたため、受験勉強を続けるか否か話をしました。「一緒に頑張る友達がいたらもう一度頑張れそう」となり、学校の友達から楽しいと聞いたエデュコに転塾し、中学受験をリスタートしました。同じ四谷大塚の教材を使用していましたものの、ノートの取り方など慣れるまでは大変ではありましたが、友達がいることで心強さもあり、友達を通して新しい友達も増え、先生の授業も面白いと楽しく通塾できるようになっていきました。

 塾の迎え時、「バイバイ」と挨拶する友達が増えていくのを見て、楽しく通えていることに安心しました。また、帰り道に苦手だった算数や理科で「今日はできる問題が多かった」「正解者が少なかった問題に正解できて、先生もびっくりしていたけど(笑)うれしかった」「ナミヘイが言ってたんだけど…」と歴史背景の話など授業の話や、友達の話を聞くと、転塾して良かったなと感じることができました。

 六年生のカリキュラムが始まり、残り一年となりました。勉強疲れやストレス解消もあってか、好きな絵を描いたり、スマホを見たり、これで大丈夫なのかなとモヤモヤすることが多々ありましたが、ストレス症状のこともあり、勉強しなさいとは言わないようにしていました。就寝時間やスマホの利用等については、耳が痛くなるくらい言っていたと思います。


 六年生秋の面談前、元々志望していた学校ではなく、違う学校を第一志望にしたいと娘から言われました。答案練習会や合不合テスト、過去問を進めていく中で、自信をなくしてしまってのことかと思い、ETに相談して、とりあえずは本人の希望でいきましょうとなりました。


 一月の埼玉入試は、合格しても行かないというので見学もせず、東京入試の練習のため、午前午後入試のある学校を受験しました。受験日、途中下車し、テッカとETの激励を受けました。とても心強く感じたそうです。試験後確認した際は、志望校ではないので結果は関係なく翌日は受験しないと言っていましたが、結果は不合格。夜遅い発表でしたが、ETから電話をいただきました。「あと一問、惜しかったなと」と言葉をかけてもらうと、娘の目からポロポロと涙が溢れました。そして、ETに「明日どうする?」と聞かれると「受けます」と娘。とてもびっくりしました。電話後に再度確認しましたが、明日午前だけ受験するというので、急いで出願手続きをしました。この夜は、この受験で娘の成長を一番感じた日かもしれません。

 翌朝、テッカとマッタケの激励を受けました。テッカから、「自分が満足する答案用紙を作ればいい」とアドバイスを聞く娘の隣で、なんて素敵なメッセージだろうと涙が出そうになりました。試験後に合流した際、「自分の満足できる答案用紙が作れた?」と聞くと、自信を持って「うん」と答えてくれたので、結果は関係なく、良い経験ができたことをうれしく思いました。合格もいただけたので、不合格と合格、両方もらえて、予定通り良い練習になりました。

 二月一日は午前午後ともに、娘の志望校を受験しました。池袋でテッカとマッタケに激励を受け、埼玉入試と同じお二人で験も担げたと思います(笑)。娘がスマホで結果を確認、歓びの声に安堵しました。元々の志望校をチャレンジしてほしい気持ちもありましたが、どちらに合格しても自分の志望校に行きたいと返答してくれたので、我が家の受験は二月一日で終了となりました。ETからも「それでいいんだよ」と言ってもらい喜んでいました。志望校選定でモヤモヤした時もありましたが、娘に楽しく中学・高校生活を送ってほしいということが、一番の受験理由でありましたので、合格いただけた学校とご縁があったのだと思います。

 最後になりましたが、これまでお姉ちゃんを応援してくれた次女、送り迎えを一緒にがんばってきた主人(お守りもたくさん買ってきてくれました(笑)、家族を癒してくれた愛犬、一緒に頑張ってくれた三十一期生のお友達、そして何よりお世話になりました先生方、スタッフの皆様に深く感謝申し上げます。本当にお世話になり、ありがとうございました。