楽しかったエデュコ生活

25 期生(2018 年卒)保護者 受験生・母

 一年前に中学受験をすると決めた時、「やる気がなくなったらいつでもやめていい。」と言ってありました。しかし、息子は最後まで飽きることなく、合格に向かってひたすら一生懸命でした。


 新六年の二月に入塾しました。皆さんが休憩時間にお菓子をくれたり、話かけたりしてくれたおかげで、すぐに慣れて、楽しく通うことができました。

 エデュコに行くことが生活の楽しみになり、家を出る時間はどんどん早まり、終わりの頃には授業の始まる一時間前には到着していました。

 修学旅行から帰宅して家にあがらずエデュコの授業へ走ったこと、自転車の鍵を教室に忘れて、友達と一緒に自転車を担いで帰ってきたことなど、いい思い出です。

 「受験が終わるのは楽しみだけど、エデュコの授業が終わるのは悲しい」と、受験が迫った頃に言っていました。

 同じ目標をもつ仲間と切磋琢磨できたことが、とても有意義なことだったと思います。

 受験会場に向かう満員電車の中で息子が熱心に読んでいたのは、参考書ではなく、エデュコの先生に頂いたお守り代わりの手紙でした。その姿を見て、先生との強いつながりを感じました。


 エデュコの面白い授業、難しい問題を解く友達の姿、たくさんの刺激を受けて、大きく成長した一年でした。

 一緒に過ごしたエデュコ生の皆さん、先生方ありがとうございました。


 エデュコでご指導頂いた学習方法は大変参考になり、ノートの使い方や、間違えた問題をしっかり見直すなど、エデュコで身につけたことは今後も役に立つと思います。

 「最重要科目は算数」「理科と社会は夏休みからでも間に合う」と先生からアドバイスをいただき、家庭学習の時間配分も算数中心でした。最初は不安だった理科は夏期講習のおかげで自信がついたようです。先生方のアドバイスを守れば大丈夫だと確信を得ました。


 過去問は湯田先生のご提案通り進めました。息子も先生をとても信頼しており、「テッカが言ってた」という事は全てやりきりました。第一志望校は問題を覚えていても何度も繰り返しました。

 過去問は、できる限り実物か本物の大きさで使用しました。声の教育社の問題集の他に、四谷大塚の過去問データベースが役に立ちました。過去問を始めてからは、家庭用のコピー機が大活躍しました。


 家庭学習では、塾の教材中心の学習を基本としましたが、一部工夫した点もありました。

 「漢字とことば」と市販の「でる順過去問計算」は毎日の素振りとして入試本番前日まで一日も休まず続けました。

 算数はもともと好きな科目で、月刊誌「中学への算数」をとても気に入り、すき間時間に自発的に取り組んでいました。全国に仲間がいる気持ちになれる本でした。

 ホワイトボードを使い、一週間に「やること」「やったこと」が一目でわかるようにしました。毎週土曜に父親と一緒に学習計画を立てる時はとても楽しそうでした。


 習い事の空手は、練習より勉強が楽しくなってしまい、入塾してすぐに行くのをやめました。将棋教室は夏まで続けていましたが、授業時間と重なったため休会しました。

 ゲームは受験が終わった翌日、一年ぶりにやりました。「懐かしい」と思ったそうです。


 第一志望校は、学校案内で良さそうと感じた学校へ見学に行ったところ、息子がとても気に入り、すぐに第一志望となりました。学園祭、学校説明会に足を運ぶたび「通いたい」と強く願うようになり、そのおかげで真面目に受験勉強に取り組むことができたと思います。最初は雲の上の存在のような学校でしたが、行きたい気持ちは一度も揺らいだことがありませんでした。


 二日の受験校は、出願の直前まで決まらなかったので、一月の埼玉入試が終わってから、息子と候補の学校へ足を運び、最終的に本人が通いたいと思う学校を受験しました。

 説明会や、秋の学園祭へは何校も行きましたが、もっとたくさん行っておくべきだったと一月になって思いました。先生方には出願直前で迷っていた時期に何度も相談に乗っていただきました。


 三日は息子がチャレンジしたい学校を受験しました。最初は、ダメで元々と思っていても、目標にしているうちに実力が伴ってくるのを感じました。ご縁がありませんでしたが、挑戦することに大きな意義があったと思います。


 一年間の受験勉強に使ったノートが185冊。 毎日の記録をつけはじめてからの学習時間は2022時間。(エデュコ授業含む)

 この頑張りを忘れることなく、今後の生活にも活かしてほしいと願います。


 我が家では、先輩たちの受験体験記をとても参考にさせていただきました。我が家の記録も受験体験記の一部になれたら光栄と思い、僭越ながら執筆させていただきました。


 今後もエデュコの皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


   二〇一八年二月吉日