ゴールめざして中学受験

22期生(2015年卒) 保護者 母

 無事ゴールすることができました。

 そして振り返ってみると、万感の思いでいっぱいです。


 保護者として、中学受験初心者。小学4年の9月に中学受験を決意しました。学力面での息子の歩幅は、とてもスローでしたが、あまり危機感をもっていませんでしたし、塾に行っていれば、ある程度上位校に挑める力量がつくと思っていました。しかし4教科の単元は幅広く、模試テストで理想通りの偏差値をもらうのは、並々ならぬ努力が必要。基礎、応用力を確固たるものとするまでのプロセスが容易ではないことを思いしらされました。そして当初、安易に考えていた塾選びの大切さを切実に実感しております。

 息子は、5年後期エデュコに転塾しました。転塾を行動にするまで、大変悩みましたが、日々の勉強方法にとても不安を感じていた為、親子で授業体験へ。算数の単元問題1題に、ノート1ページ。授業体験でみた子供たちの解答の速さ、ノートに書く速さに驚きました。難しい単元で、息子も必死にノートをとっていました。この手法に手ごたえを感じ、予習シリーズ準拠の授業構成に確信をもてました。これまで予習シリーズのテキストの受講ではなかったので、もっと早くから入塾させておけばよかったと後悔しました。


 6年の第1回合不合判定テストでは、志望校には、ほど遠い結果。総合回テストでは、やるべき事はやっているのに思うような点数が取れず、息子も苦しんでいました。「努力をしていれば、必ず結果はついてくるから、ふんばって頑張ろう」と励ます毎日。息子にとって試練の時で、「もう、やめたい!」と弱音をはいていました。私自身、どうしたらよいかと、悶々と頭を抱える日々。悲壮の面持ちで、斎藤先生に相談。アドバイスを頂いてから、気持ちを前向きにきりかえられ、努力賞を2回。これは自信をなくしていた息子に、いい追い風となりました。やる気を取り戻した息子は、夏季講習あっという間だったと話す程、親に言われる事なく、机に向かう姿がありました。


 万全な体調で挑んだ第一志望校には、ゴールを決められませんでしたが、最後まで諦めずボールを追い続けゴールをねらう姿がありましたので、息子も悔いはないと思います。受験を終え、進学校での生活を楽しみにしている息子の笑顔があります。


 受験本番、緊張ただよう試験会場の中にエデュコの先生方の姿を見つけ、息子が激励をうける姿に、今でも目頭が熱くなります。早朝、寒い中本当にありがとうございました。

 エデュコ23期生の皆さんのご健闘と熱き先生方のご活躍を心よりお祈り申しあげます。